
我が国の経済は国内にとどまらず、世界的規模で進展し、その競争が激しくなっています。更に、高齢化社会の到来を迎えた我が国には既存の産業の構造改革が必要になってきております。とりわけ、資源の乏しい我が国は21世紀に向けて科学技術を強力に推進していく必要があります。
名古屋工業技術研究所は広い意味の材料の研究所であります。利潤の高いあるいは高機能性等を有した真の「材料」を目指すためには、研究資源(人、設備、知識等)に限りがあります。そのためには、国内の産官学との交流はもとより、国外の研究機関との国際研究交流が必須であります。
名古屋工業技術研究所では昭和58年に国際研究協力室が設置されて以来、様々な研究項目で国際研究交流に取り組んでおります。
| 派 遣: | 海外の研究機関や国際研究集会(会議)に研究者を派遣しています。 |
| 招へい: | 工業技術院(AISTフェローシップ、ITITフェローシップ等)や科学技術庁(STAフェローシップ等)などの制度により先進国及び発展途上国より研究員を受け入れています。 |
| 単位:人 |
| | H5年度 | H6年度 | H7年度 | H8年度 | H9年度 |
| 派 遣 | 75 | 83 | 215* | 131 | 132 |
| 招へい | 43 | 52 | 149* | 70 | 78 |
|
| *:補正予算による人数を含む |
| @先進国 | (米、独、仏、英、加、伊、豪、オーストリア、オランダ゛、スイス、スウェーデン、ニュージーランド、ベルギー、デンマーク、フィンランド、ノルウェー) |
| 単位:人 |
| | H5年度 | H6年度 | H7年度 | H8年度 | H9年度 |
| 派 遣 | 49 | 54 | 186* | 97 | 102 |
| 招へい | 6 | 9 | 51* | 10 | 8 | |
| *:補正予算による人数を含む |
| 単位:人 |
| | H5年度 | H6年度 | H7年度 | H8年度 | H9年度 |
| 派 遣 | 20 | 28 | 26* | 33 | 29 |
| 招へい | 35 | 43 | 93* | 57 | 68 |
|
| *:補正予算による人数を含む |
国際的に重要なテーマや、発展途上国から強い要請のあったテーマについて共同研究を行っています。
(平成9年度の実績)
- 国際特定共同研究事業
- 低温焼結・高放熱性セラミックス基板材料の実用化技術の研究開発(米国)
- マグネシウム合金の特性向上に関する研究
(オーストラリア)
- アトムクラスターの固体表面への安定担持に関する研究
(オーストリア)
- 機能性粒子の複合構造化による新機能発現
(英国)
- 構造制御された有機無機ハイブリット材料に関する研究
(フランス)
- 国際産業技術
- 植物成長調節物質(PGR)の開発とタピオカへの応用に関する研究(タイ)
- 東アジアにおける酸性雨に関する研究
(オーストラリア、韓国、米国)
- 素形材の精密加工プロセスに関する研究
(インドネシア)
各国との科学技術協力協定に基づき情報の交換、研究協力を行っています。
現在以下の国々と技術協力を行っています。
| 北 米: | 米国、カナダ |
| 欧 州: | 独国、仏国、英国、伊国、オーストリア、オランダ、スウェーデン、スイス、ノルウェー、スペイン、ロシア、ポーランド、ハンガリー、ブルガリア |
| 豪 州: | オーストラリア、ニュージーランド |
| 中南米: | ブラジル、チリ |
| アジア: | 中国、韓国、タイ、インド、インドネシア、パキスタン、ウクライナ、シンガポール |
国際協力事業団(JICA)の個別及び集団研修事業に協力して研修員を受入れ、技術の移転、指導を行っています。
(平成9年度の実績)
- ファインセラミックス応用技術集団研修コース
- バイオインダストリー集団研修コース
- 陶磁器開発・活用技術U研修コース
- 産業技術研究コース
- 高品位鋳物技術集団研修コース
- 木質材料高度利用技術集団コース
- 金属加工高品質化技術集団研修コース
- 省エネ・リサイクルによる製鋼技術研修コース
(研修生の出身国)
| アジア: | 中国、インドネシア、パキスタン、タイ、トルコ 、ブータン、イラン、シリア、スリ・ランカ、英領インドシナ諸島 |
| 中南米: | アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、コロンビア、チリ、ウルグアイ、ペルー、エクアドル、ジャマイカ、ヴェネズエラ、キューバ |
| アフリカ: | エジプト、チュニジア、タンザニア、ケニア |
| 東 欧: | ルーマニア、ブルガリア |
Last Modified: 2000/04/03