clusterJ
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1.クラスターエンジニアリングに関する基盤研究

クラスターの安定担持法


 クラスターを基板に乗せて新規材料として用いるためには、まず基板に担持されたクラスターがどのような物理的・化学的性質を持つかを調べる必要があります。金属や半導体の10個程度の原子からなるクラスター(マイクロクラスター)はサイズ(あるいは構成原子数)によってその性質が大きく変化することが知られています。従って基板に担持したマイクロクラスターの物性を調べるためには、きちんとサイズを揃えてクラスターを乗せた表面を作ってやることが非常に重要となります。
 我々の研究室では、そのような表面を作製するために、単一サイズのマイクロクラスターを作製し、それを基板上に軟着陸(ソフトランディング)させたものを複合表面分析手段でその場観察できる装置(MADACSS)を開発しました(下図)。 最近この装置を用い、カーボン基板上に単一サイズの銀マイクロクラスターを壊れないように担持できるということが直接的に証明されました。