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超変形機能研究室とは?
私たちの身の回りには、様々なセラミックス製品があります。一番身近な例は私たちが毎日使っている食器などですが、みなさんも一度や二度は落として割ってしまったことがあるのではないでしょうか? やはり、一般的なセラミックスのイメージというのは、「金属よりも固くて、高い温度まで使えるそうだけど、もろくてすぐに壊れてしまう。」というものでしょう。最先端のエンジン部品などに使われているセラミックス材料は、さすがにちょっと落としたくらいでは割れないようになってきました。しかし、金属やプラスチックの様に簡単には加工できず、まだまだ使える範囲は狭いというのが実状です。
しかし、1986年を境にこの状況は少しずつ変わってきました。ある条件をうまく選べば、非常に固いセラミックスであっても「飴細工の様に伸ばすことができる」ことが発見されたのです。この現象はセラミックスの超塑性とよばれており、次世代のセラミックス加工技術として大きく期待されています。この現象を世界に先駆けて発見・公表したのが名古屋工業技術研究所であり、現在の超変形機能研究室の研究の基盤となっています。

現在、超変形機能研究室では、主にセラミックスの高温変形(高温で時間と共に変形する"クリープ変形"や飴の様に伸びる"超塑性変形"など)について研究を進めています。最近では、実験とコンピュータシミュレーションを組み合わせることで、セラミックスの変形について様々なことが明らかになってきました。
研究テーマ
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1.超変形におけるナノフィジックスの基礎的研究
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2.セラミックスの非平衡焼結プロセスの研究
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3.ハイブリッド・シミュレーションによる多結晶材料の設計手法に関する研究
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4.原子・電子レベルからの多結晶材料特性のシミュレーションの研究
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5.セラミックス部材の信頼性の向上と製造の低コスト化に関する研究
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6.機能性セラミックスの評価に関する研究
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7.セラミックガスタービンの研究開発「セラミック部材の評価」
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8.シナジーセラミックスの研究開発「特性発現機構の解明」
メンバー
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大司達樹(室長)tohji@nirin.go.jp
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堀 仁貞
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小畑良洋 obata@nirin.go.jp
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小川 浩
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澤口直哉
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近藤直樹
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橋本 保
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鈴木義和 ysuzuki@nirin.go.jp
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西村恵美
主な研究テーマ
1.セラミックスの超塑性変形

図:Y−TZPの超塑性変形
2.超塑性変形下における窒化ケイ素の微細組織変化
図:窒化ケイ素の超塑性変形前後の微細組織
3.多結晶材料の分子シミュレーション
図:ジルコニア多結晶の分子動力学計算
最終更新日 2000年4月17日
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